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スキューバダイビングに際しては、2人1組のバディを組むことが基本ですが、その意味は少なくとも次の五つぐらいあります。
1.スキューバダイビング器材をスムースに装着する。
狭いボート上でタンクを背負うなど、周囲にぶつけたりすると危険です。
2.相互チェックの効果。
体調、コンディション、装着したダイビング器材、持ち物に不備はないか、チェックによりトラブルを避けます。
3.不安の緩和。
なんとなくこわい、体調に不安がある、寒いなど、バディがいることで、安心したりします。パニックを防ぐうえできわめて大切です。
4.観察したことの確認。
スキューバダイビング中の景観、水温、見た生物などの確認を行います。
ログブロックに記入するというよりは、見たものの印象を深めたり、スキューバダイビングの疑問を解消するためです。
5.スキューバダイビング器材の後片付けの協力。
スキューバダイビング終了後、タンク、荷物の回収や運搬もバティでやると早く、辛さも紛れ、ミスも少なくなります。
忘れ物や紛失物の防止にも役立ちます。
バディはダイバーにとって第二の目であり、手足であり、頭脳です。一緒にスキューバダイビングすることは、トラブルを予防し、トラブルが発生しても素早く対処ができるので、お互いの安心感にもつながります。また、居通の体験をすることで、スキューバダイビング中の発見や楽しさ、喜びも倍増するのです。